服を買わないと節約になるのか?
2021年の総務省統計局の「家計調査 家計収支編」によると、単身世帯の被服及び履き物に使っている1ヶ月当たりの金額は4,606円となっています。
年間だと4,606円×12ヶ月=55,272円です。
※参照:総務省統計局(家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口)
金額からいくと、そこそこの金額ではあるので、本当に1年間服を買わない場合は節約になると言えそうです。
ただし、全く買わないというのは現実的ではない上に、高頻度で同じ服を着ていると、
・洗濯をしているのか?不潔そう・・・・。
・ボロボロの服をいつも着ていてお金がないのかな・・・?
等ネガティブなイメージを持たれそうですよね?
すでに大量の衣類を持っている方はあまり問題ないと思いますが、流行について行かないと仲間外れになる年齢層や環境の方、仕事柄身嗜みを整えないといけない方はきびしいと思います。
服を買わない場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
服を買わないメリット
節約になる
冒頭で試算したとおり、買わなければ当然といえば当然ですが、一定の節約効果は見込めます。
時間が有効に使える
買いにいく時間や服の量が少なければ服を選ぶ時間、着たい服を探す時間、服を整理する時間がかからない為、有効に使える時間が増えます。
クローゼットなどのスペースをとらない
服を買わなければ、クローゼットやワードローブが服であふれかえるという事はなさそうです。
そもそもタンスなどの収納家具も不要になる可能性があります。
収納ケースのような簡易の収納用品であれば、更に省スペース化でき引っ越し等の際も楽そうですね。
服を買わないデメリット
人の目が気になる
人の目が気にならない方や人と接する機会が少ない環境の方は、あまり関係ありませんが、知らない人ならあまり気にしない(気付かない&興味を持ってみていない)ものの、知り合いが毎回同じ服だとやはり気になりますよね・・・。
ストレスがたまる
過度の節約はやはりストレスがたまります。
他にストレスの発散方法があり、気にならない方は除きますが、服を選んで買うという行為等でストレス発散になる方も多いと思います。
やはり程々にしておいた方が良さそうですね。
服を買わない節約は可能なのか?(まとめ)
服を買わないのは節約以外にも良いメリットがありますが、大きなデメリットもあります。
デメリットをカバーしてメリットを得る為には、
・下着等の外見からはわからない(みえない)衣類は無駄に買わない。
・低価格ファストブランドファッションを利用する。
・古着を利用する。(希少価値の高くない物)
・仕事着以外は買わない。
・ネットオークションやフリマアプリを利用して服を売り買いする。
等の折衷案があると良いと思います。
被服費に限らず、節約は程々に無理のない程度に取り組んでいきましょう!
※記事は2022年3月15日現在の内容です。実際のサービス内容等と異なる場合がありますので注意して下さい。