家計で食費や娯楽費は節約がし易く効果が出やすい為、節約に取り組んでみえる方は多いと思いますが、日用品費の節約にはどんなものがあるか、他の世帯は日用品費に月いくらぐらいかけているのかはよくわからないと思います。
他の世帯では日用品費に月いくらぐらい使っているのか、また日用品の節約方法はあるのかを調べてみました!
二人以上の世帯で日用品費に月いくらぐらい使っているのか?
日用品費といっても洗剤やシャンプーのような消耗品から、茶わん、コップ、ほうき等の半耐久財、医薬品や化粧品といった物まで様々あると思います。
政府統計の総合窓口(e-Stat)に掲載されている、2020年の家計調査家計収支編によると、項目ごとに以下のようになっています。
・家事雑貨
茶わん、コップ、フライパン、包丁、タオル等の半耐久財等は月に2,311円
・家事用消耗品
ティッシュ、トイレットペーパー、住居洗剤、洗濯用洗剤、ポリ袋、ラップ、殺虫剤、防虫剤、柔軟仕上げ剤、芳香剤、消臭剤等は月に3,485円
・医薬品
感冒薬、胃腸薬、湿布、目薬等は月に2,643円
・保健医療用品・器具
マスク、綿棒、生理用品、入浴剤、おむつ、眼鏡、体温計等は月に2,963円
・理美容用品
歯ブラシ、ヘアドライヤー、カミソリ、シャンプー、化粧品等は月に4,639円
※参照:政府統計の総合窓口(e-Stat)(家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2020年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口)
おむつが必要な赤ちゃんのいる世帯から、子どものいない世帯など、家庭によって状況は様々ですが、日用品費の節約を考える上で、ご自分の家庭に合った項目の支出が平均値を超えていないか参考にしてみて下さい。
日用品費の節約をするメリット!
日用品の節約は、食費の節約や電気代の節約等と違い、家族にあまり我慢をさせなくても済む場合があります。
例えば、トイレの掃除用の洗剤やお風呂の掃除用の洗剤等を、安い物にかえる場合はあまり他の家族には影響がありません。
他の家族を巻き込まなくていいところや、電気代の節約と違い、一つの商品で数百円以上の物が多いので、節約すれば高い効果を得る事ができる点がメリットです。
日用品費の節約方法!
プライベートブランドや100均を利用する等、単に値段が安い物を利用するのも効果的ですが、日用品費の節約アイデアはどんなものがあるのかみていきましょう!
節約方法を確認する上で、日用品費の節約に限ったことではないですが、どういう物にいくらぐらいつかっているのかまず把握しましょう。
日用品の購入時にどの商品が割安か計算しよう!
洗剤やシャンプー等は、なんとなく詰め替え用を購入されると思いますが、ボトルのものが特売になっているときは、ボトルの方が割安になっている場合があります。
またキッチンペーパーなどは単価の安い物を購入されている方が多いですが、実は価格をメートル数で割ると、単価が安い商品でも1メートル当たりの値段が高い場合があります。
何気なく買い物をすると、気付かないので節約に取り組みたい方は注意しましょう!
洗剤等のプッシュボトルは輪ゴムを使用する!
洗剤等のプッシュボトルのプッシュする部分に輪ゴムを巻くだけです!
輪ゴムを巻いておけば、一度プッシュした際の使用量を簡単に減らす事ができます。
専用の商品を買う必要もなく、節約の効果は地味ですが、手軽にできるのでおすすめです。
液体の洗剤を固形の物を使用する!
手洗いや体を洗う固形石けんはみなさん知っていると思いますが、実は固形シャンプーや固形食器洗剤なんて物もあるんです!
液体の物を使用するより、長期間もつので固形のものはコストパフォーマンスに優れます!
トイレットペーパーはシングルを使用する!
実際に検証しても、シングルの方がお得になる傾向のようです。
ダブルとシングルを比較した際、シングルの方は一回巻き取った時にダブルの半分の長さしか消費しない為、好みの厚さを微調整できたり、巻き取る癖がある方は、一定回数巻き取る事により満足できるからでしょうか?
いずれにせよ、シングルの方が値段が同じであれば、お得になる傾向のようです。
刃を交換するタイプのひげ剃りの注意点!
刃を交換するタイプのひげ剃りは、替刃が意外に高く、2週間で刃を交換すると年間1万円以上使っているなんてこともあります。
また刃以外にもシェービング剤にもお金がかかっている為、本体価格にもよりますが、電気シェーバーの購入を検討したり、替刃の掃除をする事で替刃を長持ちさせて節約しましょう!
歯磨き粉などのチューブ類は最後まで使い切ろう!
歯磨き粉などのチューブ類のものは、最後の方になると、チューブの中に残って絞りきる事が難しいと思います。
一個分の金銭面はたいしたことがなくても勿体ないし、節約は積み重ねも大事なので極力使い切りたいところですね。
チューブを絞る為の便利な商品もあります。
まとめ
日用品費の節約アイデアをご紹介させて頂きました。
節約はやりすぎると、自分だけではなく周りを含め迷惑や、ストレスがかかってしまいます。
他にも様々な節約方法や節約グッズなどがあると思いますが、周りに迷惑がかからない方法や、手間があまりかからない方法、自分にあっている方法等、ストレスをためにくい方法を選んで行う事をおすすめします。
なかなか劇的に改善する方法はないですが、地道に取り組んでいきましょう!
※記事は2021年7月13日現在の内容です。実際のサービス内容等と異なる場合がありますので注意して下さい。